Schedule

2月
7
2016
(ご予約終了)ペルシア古典音楽の調べとともに @ タイ・カフェ&レストラン タイサラ
2月 7 @ 18:00 – 21:00

(1/26)満席のご予約をいただいたので締め切らせていただきました。ありがとうございます。

タイサラのディナーコンサート:ペルシア古典音楽の調べとともに
(English follows Japanese)

ペルシア古典音楽にはいくつかの「様式」があります。
一つは、旋法。ペルシア語で「ダストガー」というそれは、大きく7つ、そこから派生したものを含めると全部で12もの種類があります。それぞれのダストガーには長調や短調といった西洋音楽の考え方には収まらない、心と体に染みいる複雑な響きの特徴があります。今回は、そのなかから二つのダストガーの演奏を行います。
第一部は「バヤーテ・イスファハーン」というダストガー。悠久の時間の流れ、そしてその時のなかを生きていく我ら人間の儚さを感じさせます。
第二部は「アブーアター」。まるで広大な大陸を旅するように、穏やかな時間の流れのなかに時折、緊張というスパイスが加わります。
もうひとつの様式は、楽曲の進め方です。
最初に「前奏曲」を演奏したのち無拍の演奏に入り、続いて疾走感のある楽曲へ、というように、曲目の並べ方にある「きまりごと」があります。第一部、第二部ともに、そうした楽曲の進め方に則った演奏をお送りします。ぜひ、遥かペルシアの空を思い浮かべながらごゆっくりご鑑賞ください。

タール/セタール奏者 … ベヘナム・ババック Babak Behnam
1971年、イラン・イスラム共和国、西アゼルバイジャン州マハーバード生まれ。イラン国籍のクルド民族。 1994年より、高名な音楽家であるオスタード・ダヴォード・アザードに師事し、イランの伝統的な撥弦楽器タールやセタールの演奏を始める。他にダフ(クルド民族伝統の枠太鼓)、ドゥドゥク(アルメニアの木管楽器)、アーヴァーズ(イランとクルドの伝統的なメロディーの歌唱)なども習得。現在はスーフィーの考え方をベースにしたイラン音楽アンサンブル「ルーミーバンド」でも活動。
バイオ科学研究者としての顔を持っており、2002年に日本の文部科学省の奨学金を得て来日。2006年に筑波大学大学院で博士号を取得。JSPS(日本学術振興会)フェローシップを得て理化学研究所に入所。2015年より横浜市立大学木原生物学研究所において特任助教として在籍。

トンバク奏者 … シューヘイ
1990年代よりギタリストとして様々なバンドやセッションで活動。また映画音楽の制作や、芝居や踊り公演での舞台音響も行う。2012年より、イランの打楽器「トンバク」と出会ったことがきっかけでペルシア音楽に魅了され、現在では一日の大半をペルシア音楽とともに生活を送る。

日時:2016年2月7日(日)18.00~21.00(入場17.30)

会場:”タイサラ” タイ・カフェ&レストラン
東急東横線・妙蓮寺駅から徒歩4分(045-421-8044)www.thaisara.jp

会費:4,000円(ビュッフェ形式の食事&ソフトドリンク飲み放題付、ミュージックチャージ込)
アルコール類の飲み物(赤白ワイン、タイビール):1ドリンク500円
アルコールの飲み放題: 1,000円

限定16名様となりますので、ご予約はお早目にお申し込み下さい。連絡先は上記をご参照ください。

Traditional Persian music concert

We are happy to announce the second traditional Persian music concert at Thaisara,
The musicians, a Iranian and Japanese duo, have made a name for themselves by actively promoting Persian music all over Japan by giving not only concerts but also workshops.
The duo consists of Babak who plays the setar and also the tar and Shuhey who plays the tonbak.
The performers will give us a brief introduction of their instruments history and a simple explanation of how to play these unique instruments rarely seen in Japan.
They will be playing two kinds of pieces of Persian music:
part 1. Dastgah Bayat-e Esfahan.
Part 2. Dastgah Abu’ata.
“Dastgah” stands for a musical system in Persian traditional music.
Babak and Shuhey hope you can deeply feel the mysterious world of Persian music by listening to the performance of Bayat-e Esfahan and Abu’ata.

Day and time: February 7, 6 – 9 pm (doors open at 5.30 pm)
Place: Thaisara Thai Café & Restaurant: www.thaisara.jp
Fee: 4000 yen – buffet style dinner with a mix of Persian and Thai dishes, free Thai tea and music charge included (500 yen per alcoholic drink, 1000 yen for all you can drink)

Seating capacity is limited so please make sure to secure a seat by making an early reservation.

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6月
9
2019
イラン音楽喫茶(料金改訂) @ Cafe Cheshmeh
6月 9 @ 13:30 – 16:30
イラン音楽喫茶(料金改訂) @ Cafe Cheshmeh

「イラン音楽喫茶」のご案内

ここ20年ほどの間に、めっきりと姿を消しつつありますが、世の中には「ジャズ喫茶」というお店があります。
高価な音響装置から流れる名プレイヤーたちの演奏を聴きながら、ひたすらコーヒーをすすり、たばこをふかす、という空間。
みなさんはそんなジャズ喫茶に行かれたこと、ありますか?

1980年ころ、街を歩きながら個人的に音楽を聴くことができる「ウォークマン」というガジェットを SONY が世に出しました。
それ以降、ヘッドフォンやイヤフォンでしか音楽を聴かない、という方がとても多くなり、ジャズ喫茶が衰退してしまった一因にもなりました。

でも、音楽は、僕はやっぱりスピーカーで聴きたい。
ブンブンと震えるスピーカーのユニットから放出される音楽を、空気の振動をとおし身体で浴びるように、聴きたい。

そんな思いを常日頃持ちつつ、あるとき、「イラン音楽」を聴く会、というものを思いつきました。

ひとえに、日本ではまだまだマイナー中のマイナーである「イラン音楽」を、ひとりでも多くの方に紹介したい。

例えば、マイルス・デイヴィスって言ったらジャズのトランペット奏者、だとか、曲名を知らなくても「ッダ・ッダ・ダーララーラ・ダッダー」ってメロディがアート・ブレイキー・アンド・ジャズメッセンジャーズの「モーニン」の出だしの部分だとか、ジャズにあまり詳しくない方でもそういう認知は広く浸透していると思いますが、モハンマド・レザー・シャジャリアンって誰か、というのを知っているひとが果たしてどのくらいいらっしゃるのか??。。。

いつか、そう遠くない未来に、「モールゲサハール♪」なんて鼻歌を街で耳にするとか、そんな世の中になればいいなぁ、などと夢想しつつ、ジャズ喫茶、ならぬ、イラン音楽喫茶、ってものをちょいちょいとやり始めてみようと思います。

イランといえば、コーヒーよりもお茶、ですので、当日はイラン式の「チャイ」をメニューに加えます。どうぞご注文ください。チャイにはお茶請けの「デーツ(ナツメヤシ)」が付きます。
場内は禁煙ですので、たばこはご遠慮くださいね。

イランチャイの他にもミルクチャイやコーラなどのソフトドリンク、ワインやビールなどもありますので、お好きな飲み物を飲みながらイラン音楽を聴く、という、ただそれだけのイベントです。

ホストは、わたくしシューヘイと、北川修一さんです。
その日掛ける音楽について、簡単なお話をします。北川さんと、ちょっとだけ生演奏もします。

ご興味持たれた方、ぜひ遊びにきてください。

「イラン音楽喫茶」 vol.0 〜「イランの歌を聴く」編 〜

2019/6/9(日) 1:30 開場 / 2:00pm 開始 / 4:30pm 終了
木戸銭 1,000円(1ドリンク付)
ホスト:シューヘイ、北川修一

パート1: 「女性歌手編」 約40分
演奏(15分)
(休憩)
パート2: 「男性歌手編」 約40分
演奏(15分)
11月
27
2019
泉鏡花×鳥山昌克シリーズ第六弾「楼閣興信所通信」 @ シアターグリーン BOX in BOX THEATER
11月 27 @ 14:00 – 12月 1 @ 16:00

泉鏡花×鳥山昌克シリーズ Vol.6
唐十郎「楼閣興信所通信」

【原作】 唐十郎
【構成・演出】 鳥山昌克
【出演】 岩戸秀年 / 森川由樹 / 今井和美 / 沖中咲子 / 山﨑薫 / 梶原航 / 松井夢 / 鳥山昌克 / 近藤結宥花 / 土屋良太
【主催】 鳥山企画 ミリヤアド

Introduction
私よりもそちらに気があるならば…
その人まるで、紙の女房ね…

…東池袋の探偵事務所「楼閣興信社」の新入社員、田口が請け負った三つの依頼
夫の手帳につづられていた「京子」という名の正体を調べてほしいという妻の依頼
自分の弟に付きまとう女の狙いを探ってくれという姉の案件
「匂いガラス」と呼ばれるガラス片と共に何処かへ消えた恋人を探してほしいと願う若い女の依頼
調査を進めていくと、ビニールの怪しい雑誌に包まれた「京子」、弟に付きまとう女に姉が買い与えた「鏡台」が浮かび上がり、「匂いガラス」と呼ばれるものも、旧日本軍戦闘機の風防ガラスであることが判明してくる
やがて、三つの案件の背後に浮かび上がった女たちは、探偵田口の口を借りて語り始める…

【天童荒太(作家)コメント】
天才唐十郎の、常識をくつがえして射抜く人間像や愛の表現には、つねに驚愕し賛嘆の念をおぼえてきた。
この唐表現の本質を受け継ぐ鳥山昌克が、「紙女房―楼閣興信所通信―」を小説から立ち上げ、舞台化する。
台本を読ませてもらったが、倒錯した世界観と透明感のある純愛を見事に再構築している。
近藤結宥花、沖中咲子、土屋良太、岩戸秀年、山﨑薫らの実力ある役者とともに、どんな妖しい愛の華を舞台上に開かせてくれるのか、いまから楽しみでならない。

スケジュール・チケット詳細
■会場: シアターグリーン BOX in BOX THEATER
■日程: 2019年11月27日(水)~12月1日(日)

11/27 11/28 11/29 11/30 12/1
14:00
19:00

☆=アフタートーク有り『劇作家、シェークスピアと唐十郎」
出演: 河合祥一郎、山﨑薫、梶原航、鳥山昌克

◎開場は開演の30分前
◎最前列は、通常のお席より小さい椅子でのご案内になります。
◎未就学児童の入場不可

■チケット一般発売 6月3日(月)10:00~
全席指定席 前売 ¥4,500 / 当日 ¥4,800 / U20 ¥2,800
※U20 は トム・プロジェクトのみで販売。要身分証。前売当日とも同料金。
※ トム・プロジェクト主催公演ではありませんので、トムトム倶楽部の特典並びに割引はご利用いただけません。ご了承下さいませ。

チケット取扱い

トム・プロジェクト TEL 03-5371-1153(平日10:00~18:00)
チケットぴあ TEL 0570-02-9999(音声自動認識/Pコード 493-820)
ローソンチケット TEL 0570-000-407(オペレーター対応)
TEL 0570-084-003(Lコード 34918)
e+(イープラス) ネット販売のみ

■スタッフ
舞台監督: 青木秀夫
照明: 千田実(CHIDA OFFICE)
音響: シューヘイ
衣装: 原田夏おる
制作: ミリヤアド
チラシ: 山内国男
【協力】 CLEO / ジンギーザップエンタープライズ / 浅草橋ルーサイト・ギャラリー / 首藤幹夫 / トム・プロジェクト